宙滴 主人公

雪花姫宮 蒼滴

 火の国の神の系譜・炎一族の東宮として生まれた少女。
 母は炎一族宗主・蒼雪。父は予言を司る蒼一族の最終血統・蒼斎。
 紺色の瞳、紺色の髪性格は温厚。マイペース。
 生まれた時から莫大なチャクラを持ち、それに体が耐えられなかったため病弱だったが、イタチにチャクラを肩代わりして貰ったことにより普通の生活が出来るようになった
 アカデミーには一年弱通った。
 炎一族の血継限界・白炎と蒼一族の血継限界・透先眼の両方を持つ
 サスケと同い年。ただ3ヶ月ほど年上。

蒼一族

 木の葉の森の中の泉に住んで神社を管理していた、紺色の髪と瞳の一族。
 二代目火影の妻もこの血筋だったと言われる。
 結界術が非常に得意で、血継限界透先眼を持ち、遠目と予言の能力で生計を立てていた。
 大戦時代には“蒼ひとりで戦況が変わる”と恐れられたが故に、狙いうちにされほぼ全滅。
 現在、透先眼を保持するのは主人公と父親の斎のみ
 劣性遺伝であったため長らく近親婚を重ねていた。
 紋章は紺色の五咲きの花。
 

蒼斎

 主人公の父親。蒼一族の最終血統。炎一族の婿。イタチの担当上忍。暗部の親玉
 紺色の瞳と髪、童顔で背が高い子供っぽい男で、主人公と顔立ちも笑顔もそっくり。
 ただし、無邪気に笑うが悪意と故意はある。
 予言を司る蒼一族の最終血統で、血継限界・透先眼を持つと同時に、両親の近親結婚のおかげで予言の力を持っている。
 幼い頃から上層部に予言の力を求められて出入りをしており、今は暗部の親玉としても崇められている天才で、風伯と呼ばれ、恐れられている。
 性格は温厚、穏やかで他人に甘く、ついでに自分にも甘い。

炎一族

 火の国の神の系譜。200人規模の木の葉最大の一族であるが、里の帰属しているもの、商業農業に従事するなど、動き方は一律ではない。

直系の能力

 ・チャクラを直接焼くことの出来る高温の炎・白炎を保持している。
 ・また肉体的に火に強い特性があり、火に手を突っ込んでも平気。
 ・数代に一人程度鳳凰を宿す先祖返りが存在する。
 

蒼雪宗主 通称:雪

 炎一族の宗主。元は風雪姫宮と言われていたが、結婚してから、蒼雪と名乗るようになった。
 親しいものには雪と呼ばれる。
 桃色がかった柔らかに波打つ銀髪と灰青色の瞳の美人。
 炎一族前宗主・白縹宮と正妻風雪中宮との唯一の娘だが、異母兄姉弟妹があわせて6人いる。
 ナルトの母クシナ、イタチの母ミコトなどとは友人
 穏やかな微笑みを浮かべるが気性は激しく、斎とは幼なじみ同士で、流血沙汰の喧嘩をしょっちゅう起こしていた。
 3代目火影を殴ったという話がまことしやかに噂されており、綱手の教え子である。
 炎一族の宗主として血継限界・白炎(鳳凰扇)を持つ。

青白宮

 主人公の母、蒼雪の異母兄。年は蒼雪より4,5歳上で、側室腹。
 炎一族では蒼雪と同じ白炎使いと言うことで崇められるが、白炎使いの子供を作ることの出来ない種なしであるため、宗主にはならなかった。
 薬師で、姪に当たる主人公の病を見たりして生計を立ている。
 容姿は蒼雪の数いる異母兄妹の中でも蒼雪と一番似ている人物で、銀髪と灰青色の瞳の穏やかな青年。
 炎一族での発言権は、宗主、婿である斎 、東宮である主人公に続く第四位である。

風雪御前

 主人公の母方の祖母で、蒼雪の母。
 炎一族邸の西の対屋に住んでおり現在では隠居生活をしてほとんど出てこない。
 炎一族にある四宮家の1つ風雪宮家の出身で、元の名は蒼姫。弟妹があり、妹の青姫は土の国の神の系譜・堰家に嫁いだ。
 紆余曲折あり跡取り娘の蒼雪を生んだが、非常に仲が悪く、よく喧嘩する。

神の系譜

 五大国に一つずつ存在する絶大な力を持つ血統の通称。
 火の国の炎、風の国の飃、土の国の堰、雷の国の麟、水の国の翠の5つ。
 一族のような形式をとったり里と強調することもあれば、国を牛耳ったり、全く関わらない所もある。
 また横の繋がりはほとんどないと言われる。
 特に翠は大戦中に消息を絶った。
 あくまで力を持つのは直系の一系統のみで、兄弟で力を持った場合はどちらかがの系統が“種なし”と呼ばれ、次世代を生み出せないという特徴がある。

 火の国の神の系譜。宗主は蒼雪。  直系は蒼雪の異母兄・青白宮(種なし)、娘の滴の二人。  里に帰属しだしたのは20年ほど前からで、木の葉とは共存関係にある。
 長を宗主、後継者を東宮と呼ぶ。
 また宗主の子供は宮、もしくは姫宮の敬称を与えられ、基本的には名前も名字もない。
 宗家以外の者たちは総じて“炎”の名字を名乗り、現在では八割が里に帰属している。
 宗主が絶対的な能力を持ち、一族内での争いが無意味である上なにぶん人数が多いため、皆おおらかであまり里での興隆を求めていない。商業を生業にしているものもいる。
 宗主が良ければすべてよしな、結構適当な一族。
 

 土の国の神の系譜。当主は要(よう)
 雷の国の神の系譜、麟とは犬猿の仲で、当主・要の両親は麟に殺されている。
 里や国とは関わらず、土の国の山の中で70人前後の一族で暮らしている。
 

 雷の国の神の系譜。詳細は不明。
 堰と仲が悪く、何度も殺し合っている。

 水の国の神の系譜。
 20年前の大戦中に消息を絶った。最後の当主の遺体を霧隠れが確認していることから滅びたと言われる。
 

 風の国の神の系譜。
 生き残りは二人で榊と樒。一族の形式は既にない。