宙滴(主人公の名前は滴)、結滴(主人公の名前は結)

 蒼一族では近親婚が普通。しかも人数が少ないため、だいたい一,二人しか候補者がいない。
 結は結局他家に嫁いだが、別にそれをあっさり受け入れるし、親族同士として育つのが普通であったため、別に不満もなかった。
 もちろん恋愛感情もなかった訳だが、マダラとしては嫉妬があるから微妙である。
 結滴は同盟当初イズナは生きていると言う流れ。
 ただし結末としては結(主人公)死亡→分け合って扉間に殺されてイズナ死亡→マダラさん里抜け〜みたいな感じで結局一緒。
 川縁で宙滴の主人公を迎えたのは結滴の主人公。

 風雪宮家は蒼雪の母・風雪御前の実家であり、木の葉との融和を推進、他の神の系譜との連携も推し進めた。

 結滴の時点で蒼一族の当主である萩は宙滴の主人公の曾祖父。要するに斎は直系の孫に当たる。
 当時の炎一族の東宮・白縹は蒼雪の父。宗主の弟・風雪宮は要するに滴の祖母で蒼雪の母・風雪御前の父親。
 
 本来炎一族の神の系譜が持つべき髪の色は銀髪。
 滴が持っていないのは、蒼一族の血が濃すぎるから(故に莫大なチャクラに耐えられなかった)
 イタチに封じているのは滴の炎一族の直系として本来持つべきチャクラと、鳳凰のチャクラの二段構えで、本来持つべきチャクラを体に取り込むと髪の色が銀色になる。
 そのため滴とイタチが共有する空間には、銀色の髪の滴と鳳凰の両方が封じられてる。

 二部の70話、帰還で彼岸の川にさしかかる滴は鞠を持っている時は記憶を持っていたため、相手の女性が蒼一族の家紋を持っているとわかったが、鞠を向こうに放り投げた途端にすべてを忘れている。
 要するに鞠は記憶の象徴。
 77話で滴がイタチに言う「新しい鞠を貰った」はサスケが与えた白紙の記憶だということ。
 101話で鞠が返されるのはそのため。

 滴の父母である斎と蒼雪は昔は犬猿の仲で、外向きにはどちらがどちらを好きだと言ったとしても誰もが目から鱗だったほど喧嘩ばかりしていた。一応、お互いの度の過ぎた照れ隠しだった。
 ただし、大蛇丸嫌いでは結託しており、サソリも一緒に大蛇丸の研究施設に迷い込み(襲撃し)、いつの間にか彼の多くの研究課題をうっかり紛失(焼失)したことがある。大蛇丸は斎の暗部時代の上司でもあったが、大蛇丸は扱いづらい斎が大嫌いだった。

  両親が殺されてからしばらく炎一族邸に滞在していた土の国の神の系譜、堰家の当主・要(よう)はどちらかというと滴とよりも年の近かったイタチと仲が良かった。

霄滴